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2004年2月10日

グーパンチ!のリハはヤバイ。
ときにアブナイ。
ライブより面白い時がある。
面白いとは可笑しいということだ。
俺は時々リハの最中に何度も死にそうになったことがある。
原因の80%は今福だが・・・・
「ハリツケ次男坊」なんて目じゃないのだ。

ある程度リハの行程が済むといつもと違うことがしたくなる。
ふだんSAXばっか吹いているから、ウロウロして他人のモノを拝借するが、フルートは上手く吹けねぇし、ベースは指が痛いし、 ギターはピックしか持つことが出来ないし、ピアノには鍵が掛かってるし、ドラムんとこへ行くとスティック隠されるし、 ソファーを斜めにするとスタジオの人に怒られるし、外へ出ないとタバコは吸えないし、 そばに居るイラン人に「バンドやらないか?」って言われ、腹が立ったんで、トイレへ行って用を足して手を洗おうとして液体の石鹸 で手を洗おうとしたら掃除のババァが石鹸を水で薄めるから泡が出ねぇし、スタジオに戻ってみるとそれぞれ勝手な音出しているから、 ついついマイクを持ってしまうんだよね。

そこでロックンロールをしよう!ってことんなって「ジョニ―ビーグッド」を やるぜ!ってみたが♪ゴージャリゴー―ゴー――♪しか知らないから、ずっと ♪ゴージャリゴー―ゴー――♪♪ゴージャリゴー―ゴー――♪
皆も当然そこしか知らないのだ。
だから1分くらいですぐ飽きる。

次の曲は・・・・・俺は歌い出した。
♪あぁ〜〜い・しゃっとぉしぇりぃ〜〜ふ、あらきみちゅのぉ〜〜でぴゅてぃ〜〜♪
これは、ボブ・マーリーの「I Shot The Sheriff」だ。
わからないはずは無い。
当然、バンドは全員ラスタマンとなった。

おっと!そのときビートルズのメロディーが出てきた。
とっさに歌い出した、♪イエスタディ〜〜〜♪
スゴイ、バンドはそのまま歌につけてくるではないか!
しかし、その演奏はヤバかった。
コードはメチャクチャ、リズムはとても健常者とは思えず、テナーサックスにいたってはアルバート・アイラーがビートルズで オブリを吹いているようなムードを漂わせ、前衛かつヨレヨレジャンキーナメクジサックスは奇才テディ熊谷。
ビートルズはそのままメドレーで「ヘイ・ジュ―ド」となだれ込みバンドは一丸と なり♪らぁ〜〜らぁ〜〜らぁ〜らららっらぁ〜〜、ららぁらぁ〜〜へぇ〜ぃじゅ〜♪
とスタジオの人に電気を消されるまで続けたのであった・・・・・・

それに近い演奏を去年12月に北千住キャラメルでやったところ、ゲスト出演した 100%イギリス人クリス・ワトリーに「みんなキチガイねぇ〜、ヤバイでしょぉ〜」と言われた。
キチガイ・・・・・ヤバイ・・・・・・・
さすが、ビートルズを生んだイギリス人だ、音楽のことがよくわかっている。
その言葉は俺達にとって最高の誉め言葉なのだ。

今度はカーペンターズメドレーをやろうと思う。

(渡辺ファイアー)



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